週3日、1日5時間、月52,200円。これが保育園中の私の実績だ。保育園が長期休みの月は収入がゼロに近づく。その現実も含めて書く。
3歳と1歳の子どもを育てながら、月5万円以上を安定して稼ぐにはどうするか。「週3日の業務委託なら働けるかも」と思っても、実際の時間割と収入がどうなるか書いた記事がない。だから私が7ヶ月の実績をそのまま公開する。
週3日・保育園中の時間割(実際)
上の子(3歳)が保育園に通っている日は週4〜5日だが、下の子(1歳)の保育園は週3日。下の子の保育日に合わせて週3日を作業日にした。
作業日(週3日)のタイムテーブル
| 時刻 | 行動 |
|---|---|
| 8:00〜9:00 | 子どもを保育園に送る |
| 9:00〜12:00 | OCR補正・画像判定メイン作業(3時間) |
| 12:00〜12:30 | 昼食・休憩 |
| 12:30〜14:30 | 作業再開(2時間) |
| 14:30〜15:00 | チェック・納品作業 |
| 15:00〜16:00 | お迎え・帰宅 |
1日5時間が実質の作業時間。3時間+2時間に分けて、間に食事休憩を入れる。昼を挟まないと午後は集中力が落ちて精度が下がる。
非作業日(週4〜5日)のこと
週4日は育児のみ。水・木・金だけが作業日というイメージだ。月曜・火曜は作業ゼロ。子どもの体調不良や行事で作業日が潰れる月もある。7ヶ月で「週3日が維持できた月」は4ヶ月だけだった。
月収の変動実態
| 月 | 実稼働日数 | 月収 | 理由 |
|---|---|---|---|
| 1ヶ月目 | 8日 | 14,400円 | 案件探しに時間がかかった |
| 2ヶ月目 | 11日 | 24,200円 | 継続案件1社確保 |
| 3ヶ月目 | 13日 | 31,800円 | — |
| 4ヶ月目 | 7日 | 12,000円 | 子どもが体調不良で1週間休み |
| 5ヶ月目 | 14日 | 38,400円 | — |
| 6ヶ月目 | 15日 | 46,800円 | 継続案件2社体制に |
| 7ヶ月目 | 17日 | 52,200円 | 単価交渉が通る |
「月52,200円」は7ヶ月目の数字だ。毎月これが続くわけではない。体調不良の月は半分以下になる。それでも保育園期間中の収入として年間平均30万円以上は達成できている。
週3日案件を確保するための3つのポイント
ポイント1: 「週3日以上」より「週3日以下」で探す
求人ポータルで「週3日」と検索すると出てくる案件の多くは「週3日以上」が条件。私が必要なのは「週3日まで」の案件だ。BPO企業への直接問い合わせで「週3日・月13〜15日稼働で契約可能か」と聞くのが早かった。
ポイント2: 月の稼働日数ではなく「月間処理件数」で契約する
週3日という条件より「月間3,000件の補正を納品する」という成果物ベースの契約の方が、育児の急な予定変更に対応しやすい。私は現在3社すべてを成果物ベース(月間枚数目標)で契約している。
ポイント3: 保育園の長期休暇を事前に発注者に伝える
夏休み・冬休みは稼働が大幅に落ちる。6週間前には「○月○日から○○週間、稼働が週1日程度になります」と連絡する。急に消えると信用を失う。事前連絡で継続案件を守れた。
月52,200円の内訳と手取り
月52,200円(源泉徴収前)の内訳:
| 案件 | 処理件数 | 単価 | 金額 |
|---|---|---|---|
| A社(OCR補正) | 1,200件 | 11円 | 13,200円 |
| B社(画像分類) | 2,000件 | 10円 | 20,000円 |
| C社(バウンディングボックス) | 1,280件 | 15円 | 19,000円 |
合計52,200円から源泉徴収(10.21%)=5,330円を差し引いた手取りは46,870円。
3つの失敗パターン
パターン1: 週3日案件を「毎週必ず週3日」と誤解する
未就学児を抱えながら「毎週月水金必ず稼働」は不可能に近い。成果物ベースの契約か、「週3日目安・月間件数で管理」という合意が必要。「週3日固定」の案件は子どもが小さい間は向いていない。
パターン2: 単一クライアントに依存する
1社に依存すると、そのクライアントの予算都合で突然案件が消えた時に収入がゼロになる。3社体制にしてから各社の発注量が上下しても月収が安定した。
パターン3: 保育園以外の時間を追加作業に使う
夜21時以降に追加作業を始めた時期があった。翌日の体力が落ちて、精度が下がり、子どもへの対応も雑になった。保育園中のみが私の作業時間と決めた方が、長期的に続く。
この仕事が向かない人
- 毎日同じ時間に稼働できないとストレスになる
- 月収の波(10,000〜52,000円)に強い不安を感じる
- 保育園の長期休暇(夏冬春)に代替の預け先がない
- 子どもが病気の日に「稼げない焦り」が強くなる