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経理業務委託の単価を上げる5つのタイミング|交渉成功率9割の話法

ミノリ編集部2026-04-23

経理業務委託の単価は、タイミングと話法次第で9割以上の交渉が通ります。改定しやすい5つの節目と、受け入れられやすい伝え方を整理しました。

節目1: 契約開始3カ月(初回改定チャンス)

3カ月経過時点で「業務範囲が想定より広がった」と交渉できる時期です。

  • 話法: 「当初想定の月20時間に対し、実際は月30時間かかっています。業務範囲の再確認と単価見直しをお願いできますか」
  • 改定幅: 10〜15%
  • 成功率: 約60%

3カ月はクライアント側も運用状況が見えており、再設計に違和感が出にくい時期です。

節目2: 契約開始6カ月(定番改定期)

最も改定が通りやすい時期です。

  • 話法: 「6カ月でいくつか改善提案を実行し、月次締めが2日早くなりました。成果を反映した単価見直しをさせてください」
  • 改定幅: 15〜20%
  • 成功率: 約80%

成果を数字で示せると交渉力が上がります。

節目3: 契約更新時(年1回)

契約書の自動更新時期は、改定交渉の正式な節目です。

  • 話法: 「新年度に向けた契約更新のタイミングで、業界相場に合わせた単価改定をご相談させてください」
  • 改定幅: 10〜15%
  • 成功率: 約90%

契約書に更新条項が入っていれば、儀礼的な交渉として成立します。

節目4: 業務範囲の拡大時

クライアントから追加業務を依頼された時は、単価改定の好機です。

  • 話法: 「連結決算補助の追加依頼、対応可能です。追加業務分として時給3,000円で対応させてください」
  • 改定幅: 追加業務分の時給設定
  • 成功率: 約95%

拒否されるケースはほぼなく、追加依頼=交渉チャンスと捉えます。

節目5: 資格取得・スキル向上時

新たな資格取得や認定を得た際は、能力の証明として改定交渉できます。

  • 話法: 「先日freee認定アドバイザーを取得しました。これを機に、freee案件の単価を時給+200円で見直せますか」
  • 改定幅: 資格次第で時給+200〜500円
  • 成功率: 約70%

単価改定を通しやすい3つの話法パターン

パターンA: 成果ベース

「この3カ月で◯◯を改善した結果、◯◯のメリットが出ています。単価を◯%アップで反映させてください」

パターンB: 相場ベース

「業界相場の動きを受け、時給◯円への改定をお願いします。現状の◯円は市場平均を下回っています」

パターンC: 範囲ベース

「業務範囲が当初より広がっているため、時給ではなく月額固定に切り替え、月◯円でお願いします」

クライアント規模別の成功率

クライアント改定成功率改定幅の目安
上場企業70〜85%5〜15%
中堅企業60〜80%10〜20%
スタートアップ50〜70%10〜25%
小規模法人30〜50%5〜10%

改定を断られた時の対応

断られた場合、以下の選択肢があります。

  1. 3カ月〜6カ月後に再交渉
  2. 業務範囲を縮小して時給換算を上げる
  3. 契約解除を見据えて別案件を探す
  4. 現状維持で様子を見る

1件の改定に固執せず、複数クライアントで並行して交渉すると、リスクが分散されます。

改定交渉の禁じ手

避けたい伝え方:

  • 「他社はもっと出してくれる」(相対評価はNG)
  • 「生活が厳しい」(プライベート事情の持ち込み)
  • 「この金額じゃやらない」(最後通牒型)

相手の立場を尊重した提案型の話法が、長期関係を保ちながら単価を上げる鍵です。

参考情報

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