「データ入力」とひと口に言っても、実際の仕事は5種類に分かれます。種類ごとに単価も必要なスキルも違うため、最初に全体像をつかむと応募先の選び方で迷いません。
文字・数値入力 単純な打ち込み中心
最も案件数が多い基本形です。紙の書類やPDFを見ながらExcelやGoogleスプレッドシートに打ち込みます。
- 単価目安: 1項目0.3〜1円、1件10〜50円
- 時給換算: 700〜1,200円
- 必要スキル: 1分60文字以上のタイピング、Excelの基本操作
件数をこなしてキータッチ速度を上げるほど時給が伸びます。未経験者はここから始めるのが定石です。
表・リスト作成 構造化が必要な案件
Webサイトや資料から情報を抽出して表形式にまとめます。企業リスト作成、商品情報の一覧化などが典型です。
- 単価目安: 1件30〜150円
- 時給換算: 1,000〜1,500円
- 必要スキル: コピペの正確さ、列の統一ルール理解
表の列設計が指示書で決まっているため、指示を読み込む力が効率を左右します。
アンケート集計・名刺入力・音声起こし
残り3種類は専門性で単価が上がります。
| 種類 | 単価目安 | 時給換算 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| アンケート集計 | 1件50〜200円 | 1,000〜1,500円 | 自由記述の要約が加算対象 |
| 名刺入力 | 1枚10〜30円 | 1,200〜1,800円 | 守秘義務契約あり |
| 音声起こし(簡易) | 1分100〜200円 | 1,500〜2,500円 | 60分の音声で6〜10時間作業 |
名刺入力と音声起こしは、案件数は少なめですが、継続契約につながりやすい領域です。音声起こしは聞き取り精度が必要なので、最初は5〜10分の短いサンプル案件で腕試しを。
単価の落とし穴と交渉の余地
クラウドワークスでは10万円以下の契約で20%、ランサーズでは一律16.5%(税込)のシステム利用料が差し引かれます。表示単価の8割程度が手取りという前提で計算すると実態に近くなります。
- 継続案件になったら「月額固定」を提案する
- 納品速度が速い場合は「1件あたり+5円」で交渉
- 同じクライアントから3回受注で単価相談を持ちかける
まずは得意な種類を2つに絞り、そこで評価を貯めるのが最短ルートです。