週10時間の副業データ入力で月38,400円。28歳IT会社員の僕が4ヶ月かけて到達した実数字だ。
最初の月は6,800円だった。「副業で月5万円」という目標を立てた手前、6,800円という現実に相当へこんだ。でも4ヶ月後に月38,400円になったのは「稼働時間を増やした」からじゃない。案件の選び方と時間帯の使い方を変えただけだ。この記事では稼働時間別の月収早見表と、実際の週10時間ログを全公開する。
週10時間で月38,400円は本当に可能か?計算の根拠
結論から言うと、週10時間で月38,400円(月換算40時間)は実現可能だが、実時給884円を出すには案件単価の選別が必要になる。
クラウドワークスのデータ入力案件は、時間単価換算で1,000〜1,400円前後の案件が存在する一方、初心者が最初に採用される単純入力案件は実時給換算で300〜500円程度になるケースが多い。1
僕の4ヶ月の推移はこうだ:
| 月数 | 週稼働時間 | 月収 | 実時給換算 |
|---|---|---|---|
| 1ヶ月目 | 10時間 | 6,800円 | 170円 |
| 2ヶ月目 | 11時間 | 14,200円 | 323円 |
| 3ヶ月目 | 10時間 | 27,600円 | 690円 |
| 4ヶ月目 | 10時間 | 38,400円 | 960円 |
1〜2ヶ月目の低実時給は、単純入力案件に集中していたからだ。3〜4ヶ月目に件単価300円以上のリサーチ付きデータ入力案件にシフトしたことで実時給が一気に上がった。
稼働時間別の月収早見表(実時給800円基準)
実時給800円(習熟後の現実的な水準)で計算した月収早見表:
| 週稼働時間 | 月稼働時間 | 月収試算 |
|---|---|---|
| 5時間 | 20時間 | 16,000円 |
| 10時間 | 40時間 | 32,000円 |
| 15時間 | 60時間 | 48,000円 |
| 20時間 | 80時間 | 64,000円 |
| 25時間 | 100時間 | 80,000円 |
重要なのは、本業との兼ね合いで週10時間が現実的な上限になりやすいことだ。IT企業勤務で平日の残業後19〜21時の2時間を副業に充てると、週5日で10時間になる。週末に追加できれば週15〜20時間も可能だが、疲労蓄積で本業パフォーマンスが落ちるリスクがある。
28歳会社員の週10時間実稼働ログ
4ヶ月目(月38,400円達成月)の実際のスケジュール:
| 曜日 | 時間帯 | 稼働内容 | 収入 |
|---|---|---|---|
| 月 | 19:30-21:00 | 企業名録入力(300円/件×5件) | 1,500円 |
| 火 | 19:30-21:00 | 名刺データ入力(250円/件×6件) | 1,500円 |
| 水 | 休み | — | — |
| 木 | 19:30-21:00 | アンケートデータ集計(固定1,800円) | 1,800円 |
| 金 | 19:30-21:30 | 医療機関名録(350円/件×4件) | 1,400円 |
| 土 | 10:00-12:00 | 長期案件1日分(2,800円) | 2,800円 |
週合計:9,000円 × 4.3週 ≒ 月38,700円(実績38,400円と近似)
水曜日を意図的に休みにしているのがポイントだ。月〜火の連続稼働で疲れがたまりやすく、水曜を外すことで木〜金の品質が安定した。
20万円ルールの実際と住民税の注意点
副業年収が20万円以下なら確定申告は不要と言われているが、住民税の申告は別の話だ。2
副業収入が20万円以下でも、市区町村への住民税申告は必要になる(会社員の場合、副業分が翌年6月の住民税に上乗せされる)。この住民税の増加額を見た勤務先経理担当が副業に気づくケースがある。
僕の4ヶ月合計収入は約87,000円(20万円未満)なので確定申告は不要だったが、住民税の自分で納付(普通徴収)に切り替える手続きを市区町村に事前に届け出た。
ただし、2026年からは「給与所得として副業している場合(バイト等)」は普通徴収への切り替えができなくなるケースが増えている。クラウドソーシングの業務委託報酬(雑所得)なら引き続き対応可能だ。2
3つの失敗パターン
パターン1: 実時給を計算せずに「件数×単価」だけで案件を選ぶ
1件50円の単純入力案件を大量受注したが、1件に平均7分かかった。時給換算すると428円。同じ時間でリサーチ付きデータ入力案件(1件200円、10分)を受注すれば実時給1,200円になる計算だった。
パターン2: 平日の疲労を過小評価して案件を抱えすぎる
2ヶ月目に長期案件を3本同時受注した。残業が続いた週に納期が重なり、品質が落ちてクライアントからの評価が下がった。以後は同時受注2本以内にルールを決めた。
パターン3: 初月の低収入を「稼げない」と判断してやめる
1ヶ月目の6,800円を見て「データ入力副業は稼げない」と結論付けそうになった。実際には習熟と案件選別の問題で、同じ時間で3〜4倍の収入に到達できる。最初の3ヶ月は「実時給の改善ゲーム」だと割り切ることが大事だ。
この仕事が向かない人
- 急いで月5万円以上稼ぎたい人: 初月から高収入は難しい。習熟に2〜3ヶ月かかる
- ミスに無頓着な人: データ入力はミス率で評価が決まる。品質を妥協するとレートが下がる
- 本業で毎日22時以降まで働く人: 平日に2時間の稼働時間を確保できないと週10時間は厳しい
- 単調作業が苦手で飽きやすい人: コツコツ型の作業が続くので、苦痛に感じる人には向かない
ミノリで始める場合の違い
ミノリの登録は無料で、メールアドレスがあれば最短5分で始められる。本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード等)をアップロードすると、レベル2以上のタスクに進める。副業の確定申告で気になる人向けに、年間の税務ステートメントをダッシュボードからダウンロードできる仕組みもある。副業の雑所得管理に使いやすい。
Footnotes
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クラウドワークス公式記事「データ入力の時間単価相場はどれくらい?」による(https://crowdworks.jp/articles/6789/) ↩
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マネーフォワード クラウド確定申告「副業は住民税でバレる?会社にバレない方法と正しい確定申告方法を解説!」による(https://biz.moneyforward.com/tax_return/basic/55747/) ↩ ↩2