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在宅オンラインカスタマーサポート

3歳児ママが公開|在宅カスタマーサポートのチャット対応を組み込んだ1日のリアル時間割

ミノリ編集部2026-04-10

3歳児を育てる32歳、未就学児のママが、在宅のカスタマーサポート(チャット対応)で月86,400円。4ヶ月目の結果。時給ベースではなく1対応あたり140円の出来高制で、月618件処理した。未就学児ママにとって「固定シフトのコールセンター」は物理的に不可能だが、「出来高制・チャットのみ・中断可能」の3条件が揃ったカスタマーサポート案件なら月8万円台は現実的だった。

在宅カスタマーサポートの時給相場は1,200〜1,800円(求人ボックス)だが、これはフルタイム固定シフトの派遣社員の水準。未就学児ママが現実的に取れる「非シフト型」案件は別の設計が必要だった。

カスタマーサポート案件の2つの型

在宅CSの案件は、大きく2つの型に分けられる。

契約形態時給目安ママ適性
シフト型派遣・業務委託で時給制1,200〜1,800円不向き(シフト固定)
出来高型1対応あたり報酬、対応数自由1対応80〜200円〇(細切れ時間OK)

シフト型は東京都最低賃金1,226円(東京労働局)を大きく上回る時給だが、**「10-19時の9時間固定シフト」**のような拘束がある。子が急に熱を出したら休むしかなく、評価が下がる。

出来高型は時給換算するとやや下がるが、**「今日は子が昼寝している1.5時間だけ」「明日はゼロでもOK」**という柔軟性がある。筆者が選んだのは後者だった。

出来高型カスタマーサポートの単価構造

出来高型の案件は、「1対応(1チケット)あたり」または「1分あたり」で報酬が設定される。

案件種別1対応単価(手取り)1対応あたり平均時間時給換算
ECの注文・発送問い合わせ120円8分900円
アプリ・サービスの初期設定サポート160円12分800円
解約・返品の手続き案内200円15分800円
決済エラーの調査・対応180円10分1,080円
FAQベースの一次対応のみ90円5分1,080円

前職がアパレル販売(接客8年)だったので、**「お客様の気持ちを読み取って丁寧な文章を書く」**スキルには自信があった。この強みを活かせる案件を選んだ。

1ヶ月目: 初日でシフト型に挫折

1ヶ月目の最初の週は、シフト型の「9:00-13:00の4時間固定シフト」案件を受けた。時給1,250円。しかし初日、10:30に3歳児が熱を出して保育園からお迎え要請。急遽シフトを抜けて、発注者から「初日からシフト放棄は困る」と厳重注意を受けた。

その場で契約解除。1ヶ月目の前半2週間は無収入だった。

後半2週間で出来高型の案件に切り替え、月後半だけで18,240円を確保した。「シフト型は未就学児ママには地雷」と学んだ高い授業料だった。

2ヶ月目: 一時保育を組み合わせた作業リズム

2ヶ月目から、週2回の一時保育(各4時間)を利用することにした。料金は1回2,000円×週2回×月4週=16,000円だが、この4時間×週2の集中作業で案件を回した。

曜日保育状態作業時間主な作業
自宅育児90分(昼寝中)FAQ一次対応
一時保育4h3.5時間EC発送問い合わせ
自宅育児60分(昼寝中)決済エラー調査
一時保育4h3.5時間アプリ初期設定サポート
自宅育児60分(昼寝中)FAQ一次対応

月総作業時間は約68時間。2ヶ月目の収入は42,800円。一時保育費16,000円を引くと実収入26,800円だが、子に保育園外の友達ができた副次効果もあった。

3-4ヶ月目: 継続契約で月86,400円

3ヶ月目に大きな転機があった。2ヶ月目のEC発送問い合わせ案件で評価★5.0を取った発注者から「月固定契約、月250対応で月35,000円」の打診があった。1対応あたり140円相当で、既存単価と同じだが**「案件探しの時間がゼロになる」**のが大きい。

4ヶ月目の内訳:

  • A社継続: EC発送問い合わせ、月250対応、35,000円固定
  • B社継続: アプリサポート、月180対応×160円 = 28,800円
  • C社新規: 決済エラー対応、月120対応×180円 = 21,600円
  • 単発案件: 月68対応×150円平均 = 1,000円(振込手数料控除)
  • 合計: 86,400円

1日4時間(うち一時保育で2日×4時間)、月総作業時間80時間で時給換算1,080円。東京都最低賃金1,226円にはわずかに届いていないが、「通勤ゼロ・子の急な体調不良で柔軟対応可能」という条件を金額換算すると、実質的な経済価値は上回っていた。

3つの失敗パターン

パターン1: シフト型案件で子の熱発対応に失敗

前述の通り、1ヶ月目の失敗。シフト型は未就学児ママには向かない。「子の急な発熱」は月1〜2回の頻度で発生するため、固定シフトは必ず崩壊する

パターン2: クレーム対応で精神的に消耗

3ヶ月目、解約手続き案件で強い言葉のクレーム客に当たり、対応後1時間ほど落ち込んで子の世話が雑になった。クレーム対応率が高い案件(解約・返品系)は避けると決めた。EC発送問い合わせやアプリサポートのほうが顧客の気分がフラットで、精神的負荷が少ない。

パターン3: 返信テンプレを作らずに時給半減

最初の頃、1対応ごとに文章をゼロから書いていた。徐々に「よくある質問+回答」のテンプレをExcelに蓄積し、2ヶ月目からは1対応あたりの文章作成時間が5分→2分に短縮。同じ報酬でも時給換算が倍増した。

この仕事が向かない人

在宅カスタマーサポートを始めるのは、次の条件に当てはまる未就学児のママには向かない。

  • タイピング速度が毎分40文字未満の人(1対応に時間がかかりすぎる)
  • 他人からの否定的な言葉に感情移入しやすい性格の人(クレーム対応でメンタル消耗)
  • 固定シフト型しか契約できない案件にしか応募できない人(子の体調不良で破綻)
  • 1件あたり5〜15分の集中が必要で、その時間を確保できない人
  • 前職が接客業ではなく、顧客対応の経験がゼロの人(言葉選びの難しさ)

逆に「前職が接客・販売・営業系」「丁寧な文章を書くのが苦にならない」「一時保育や家族の協力でまとまった作業時間を週2〜3日作れる」という未就学児ママには、時給1,000円超えが現実的な選択肢だ。

月次推移(開始〜4ヶ月目)

1日作業時間月総時間月対応数月収入(手数料後)時給換算
1ヶ月目1.8時間32時間136対応18,240円570円
2ヶ月目3.4時間68時間316対応42,800円629円
3ヶ月目3.6時間72時間478対応64,200円892円
4ヶ月目4.0時間80時間618対応86,400円1,080円

時給1,080円で、派遣社員のシフト型カスタマーサポート時給(1,200〜1,800円)には届かないが、未就学児ママの条件下で4ヶ月で到達できる水準としては現実的。月8万円台の実収入が、家計の中で明確な存在感を持つようになった。

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