タイピングテストで70字/分しか出なかった。合格ラインの120字/分まで3週間かかったが、やり方は単純だった。
大学3年の私(21歳)は飲食バイトの時給1,300円から、派遣データ入力の時給1,500〜1,600円帯に切り替えようと2社に登録申請した。しかし最初に受けたスキルチェックの日本語タイピングテストで出た数字は70字/分。派遣会社の担当者には「データ入力案件のご紹介はもう少し速度を上げていただいてから」と遠回しに言われた。ここから3週間で120字/分に到達するまでのログを公開する。
派遣会社のタイピングテストの実態
実際に受けたスキルチェックと、業界標準として知られている合格ラインをまとめた。
| 速度 | 評価 | 案件のご紹介状況 |
|---|---|---|
| 60字/分未満 | NG(データ入力案件は紹介困難) | 一般事務補助のみ |
| 60〜79字/分 | ギリギリ(私の初回スコア) | 軽作業寄りのデータ入力のみ |
| 80〜99字/分 | 合格(一般事務・データ入力の下限) | 時給1,280〜1,380円帯 |
| 100〜119字/分 | 標準(多くの案件に対応) | 時給1,380〜1,500円帯 |
| 120字/分以上 | 優秀(データ入力専門案件に対応) | 時給1,500〜1,650円帯 |
| 150字/分以上 | 高評価(優遇案件あり) | 時給1,650円〜 |
テスト内容は派遣会社によって異なるが、私が受けた2社は「長文の日本語文章を制限時間3〜5分で入力する形式」だった。画面に表示されるビジネス文書(メール文・報告書の一節)を打ち込み、速度と正打率(ミスを除いた正確に入力した文字数)で評価される。
70字/分から120字/分に到達した3週間ログ
練習に使ったのは無料のタイピング練習サイトのみ。毎日の練習時間は30〜45分(深夜帯・授業の合間)。
Before: 登録1日目のスキルチェック
| 測定項目 | スコア |
|---|---|
| 日本語タイピング速度 | 70字/分 |
| 正打率 | 89.3% |
| 総合評価 | NG(データ入力案件未達) |
指を10本使えていたが、「ホームポジション」を意識せず、目で手元を確認しながら入力していた。
After: 3週間後の再チェック
| 測定項目 | スコア |
|---|---|
| 日本語タイピング速度 | 124字/分 |
| 正打率 | 94.7% |
| 総合評価 | 合格(データ入力専門案件に紹介可) |
週別の練習内容と速度推移
| 週 | 練習内容 | 到達速度 | 1日の練習時間 |
|---|---|---|---|
| 1週目 | ホームポジション固め(e-typing基礎コース) | 83字/分 | 45分 |
| 2週目 | 長文入力練習(寿司打・e-typing上級) | 101字/分 | 40分 |
| 3週目 | ビジネス文書模擬タイピング | 124字/分 | 30分 |
1週目が一番つらかった。ホームポジションを意識するとかえって遅くなるので、最初の3日間は測定するたびに速度が下がった。4日目から指が慣れ始め、1週間後には83字/分になった。
3つの失敗パターン
パターン1: 速度だけを上げて正打率が落ちたケース
「速く打てばいい」と思って無理に速度を追うと正打率が70%台に落ちた日があった。派遣のスキルチェックは速度と正打率の両方を見るため、正打率90%未満では速度が高くても評価が下がる。速度よりも正確性を意識した練習をすべきだった。
パターン2: 英語タイピングと混同して損したケース
e-typingなどの練習サイトはローマ字入力前提の英語タイピングが多い。派遣のスキルチェックは「日本語入力(IMEを使った漢字混じりの文章)」なので、日本語長文を打つ練習をしないと実際のテストとずれる。私は最初の5日間を英字タイピングの練習に費やしてしまい、日本語入力に切り替えてから伸び悩んだ。
パターン3: 速度基準を甘く見積もって1社目でお見送りになったケース
「60字/分で一般事務はできる」という情報を見て登録したが、データ入力専門の案件は120字/分が実質的な最低ライン。最初から120字/分を目標に練習してから登録すれば、余計な往復が不要だった。
この仕事が向かない人
- 速度制限がある作業(一定速度以下で打つと業務評価が下がる)を嫌う人
- 毎日同じ種類の文字を打ち続けることに苦痛を感じる人(仕事内容の多様性はほぼない)
- 試験期間や急な予定で2週間以上作業を止める可能性が高い大学生(派遣は契約期間中の欠勤が評価に直結する)
大学生がデータ入力派遣を始めるなら「スキルチェック120字/分クリア」が最初のハードルだ。3週間、1日30分の練習で到達できる水準なので、登録前に必ず練習しておく価値がある。
ミノリで始める場合の違い
ミノリの登録は無料で、メールアドレスがあれば最短5分で始められる。本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード等)をアップロードすると、レベル2以上のタスクに進める。データ入力スキルのスキルテストがミノリ内で受験できるため、派遣登録前の腕試しとして使うのも一つの方法だ。確定申告向けの年間税務ステートメントもダッシュボードからダウンロードできる。