エン派遣で「在宅・副業OK・データ入力」で絞り込んで3件応募した。1件目は「既に定員に達しました」、2件目は「条件が合いませんでした」、3件目は面談まで進んで「採用見送り」。この3連続落選の理由が分かった後、4社目に派遣会社へ直接登録したら2週間で採用が決まった。
28歳、IT企業フルタイム。副業OKの会社なので、週15〜18時間の範囲でデータ入力の副業を始めたかった。最初はGoogleで「データ入力 副業OK 在宅」を検索し、上位に出てきたエン派遣を経由した。
エン派遣の正体:「派遣会社」ではなく「派遣求人ポータル」
エン派遣は複数の派遣会社の求人を横断で検索・応募できるポータルサイトだ(エン・ジャパン株式会社が運営)。エン派遣そのものに登録しても、「採用する会社」は各派遣会社になる。
| 分類 | 内容 |
|---|---|
| エン派遣の役割 | 求人検索・応募ナビゲーションのポータル |
| 実際の雇用主 | 各派遣会社(スタッフサービス・テンプスタッフ等) |
| エン派遣への登録 | 不要。求人ごとに各派遣会社へ応募・登録する |
| 評判の「オリコン1位」 | 「派遣情報サイト」部門の満足度1位(派遣会社の1位ではない) |
この仕組みを知らずに「エン派遣に登録した」という感覚で使っていたため、混乱した。
3社応募→全落選の歩留まり記録
| 応募 | 経由 | 結果 | 落選理由 |
|---|---|---|---|
| 1件目(A派遣会社) | エン派遣 | 定員終了の連絡 | 人気案件で先着が埋まっていた |
| 2件目(B派遣会社) | エン派遣 | 条件不一致 | 「副業」と申告した時点で「副業NG案件」と判明 |
| 3件目(C派遣会社) | エン派遣 | 面談で見送り | 「週15時間以内」という希望が短すぎると判断された |
3件目の落選が最も痛かった。面談で「週何時間稼働できますか?」と聞かれ「週15〜18時間」と答えたところ、「当案件は週25時間以上が基本です」と言われた。エン派遣の求人票に「短時間OK」と記載があったが、実態は異なった。
釣り求人の見分けチェックリスト(エン派遣利用者向け)
| チェック項目 | リスクの内容 |
|---|---|
| 「副業OK」の記載があるか | 記載がなければ本業持ちNGの可能性大 |
| 稼働時間が「週〇時間」と数字で明記されているか | 「応相談」「短時間可」は面談で変わる可能性がある |
| 求人掲載日が3日以内か | 1週間以上経過は既に埋まっている可能性がある |
| 「在宅可」の詳細(週何日か)が記載されているか | 「在宅可=週1日のみ在宅」という案件がある |
| 問い合わせフォームから事前確認できるか | 「すぐ応募」前に条件確認できる求人が信頼度高い |
4社目:派遣会社への「直接登録」で2週間採用
エン派遣経由の応募を止め、データ入力の実案件数が多いことで知られるテンプスタッフのジョブチェキで直接「データ入力 在宅 副業OK」を検索した。ジョブチェキは絞り込み条件が細かく設定できるため、「副業・Wワーク可」フィルターを使った。
| 結果 | 内容 |
|---|---|
| 登録 | テンプスタッフのジョブチェキから直接応募 |
| スキルテスト | Excelの基本操作・タイピング速度テスト(合格) |
| 面談 | 「副業で週15〜18時間希望」を最初に伝えた |
| 採用 | 時給1,440円・週15時間・在宅の案件で就業開始 |
| 現在 | 4ヶ月で月収86,400円(1,440円×60時間) |
直接登録のメリットは「条件の擦り合わせが面談の場でできる」点だ。エン派遣経由では書類選考の段階で「副業NG」と判断されていた可能性が高い。
エン派遣が有効なケースと有効でないケース
| ケース | エン派遣の有効性 |
|---|---|
| 複数の派遣会社をまとめて比較したい | 有効(横断検索が便利) |
| 副業・短時間勤務を希望している | 注意(副業OKフィルターを必ず使う) |
| 特定の派遣会社(テンプスタッフ等)を目指している | 不要(直接登録の方が早い) |
| 求人数の多さを比較したい | 有効(4〜5万件を横断検索できる) |
3つの失敗パターン
パターン1: 「エン派遣に登録した=採用に近い」と思い込んだ
エン派遣は求人ポータルであり、登録しても採用プロセスは各派遣会社が担う。エン派遣の「会員登録」と、実際の「派遣会社登録・スキルテスト・面談」は別工程だ。最初からこの構造を理解しておけばよかった。
パターン2: 「副業」であることを隠して応募した
2件目の応募で「副業は申告しなくていい」と判断し、隠して応募した。担当者との面談で「現在ご就業中ですか?」という質問に「はい」と答えたところ、「副業となりますか?」と掘り下げられた。最初から正直に伝えた方が、副業OKの案件のみに絞って紹介を受けられる。
パターン3: 1件落選するたびに応募を止めた
落選を繰り返すたびに「自分はデータ入力に向いていないのでは」と考えて応募を止めた。実際は「案件と条件のミスマッチ」が原因であり、向き・不向きの問題ではなかった。最初から「3社試してダメなら直接登録に切り替える」というルールを持つべきだった。
この仕事が向かない人
- 副業申告を会社に出していない人(副業OKの会社以外は本業側のリスクがある)
- 週20時間以上の稼働を求められる案件しかない状況で、週15時間以内に抑えたい人(社保加入条件の週20時間を超えないよう管理が必要)
- 「エン派遣に登録したら仕事が来る」と受け身で待つ人(派遣は自ら条件を交渉・確認する積極的な動きが必要)
ミノリで始める場合の違い
ミノリは副業として活用できるタスク型プラットフォーム。副業として登録・稼働することが前提の設計になっており、「副業NG」という概念がない。確定申告向けの年間税務ステートメントもダッシュボードからダウンロードでき、副業の収入管理がしやすい。