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VLOOKUPを覚えた62歳定年後シニアの派遣データ入力時給が1,180円→1,340円になった話

ミノリ編集部2026-04-26

VLOOKUP関数を覚えて8ヶ月後、時給は1,180円から1,340円になった。月4時間×22日勤務で換算すると月収は13,760円増え、年間換算で165,120円の差になる。

62歳、定年退職からちょうど半年が経った頃に派遣登録を始めた。Excel歴は30年以上あるが、使ってきたのはSUM・AVERAGE・セルの書式設定が中心で、VLOOKUP関数は名前を聞いたことがある程度だった。最初の案件の時給は1,180円。「データ入力未経験でExcel基本操作のみ」というスキル評価が正直に反映された数字だった。

時給1,180円の案件でやっていた業務

登録から2週間で紹介を受けたのは、医療機器メーカーの受注データ集計補助。業務内容は「CSVを開いてExcelに貼り付け、件数を確認して所定のフォームに転記する」という繰り返し作業だった。

平均すると1日80〜100件。ミスが出ると翌日に差し戻しが来る。目が疲れやすく、3時間超えると集中が落ちる実感があった。

業務項目1日あたり処理件数所要時間
CSV確認・貼り付け90件45分
件数照合90件30分
フォーム転記90件90分
差し戻し確認平均3件15分

合計約3時間の作業。時給1,180円×3時間=3,540円/日。目が疲れる、単調、その割に繊細さが必要な仕事だった。「このまま同じ単価で続けるより、スキルに投資したほうがいい」と判断したのは就業開始から2ヶ月後のことだ。

Excelスキルと時給の3段階マップ(実体験ベース)

8ヶ月で複数の案件に触れた経験と、派遣担当者との会話から見えてきた時給の実態はこうだ。

スキルレベル代表関数/機能時給目安案件の典型業務
基本操作SUM、書式、フィルタ1,100〜1,250円CSV転記、件数確認
中級VLOOKUP、IF、COUNTIF1,280〜1,400円データ突合、差分抽出
上級ピボットテーブル、マクロ基礎1,380〜1,600円+集計レポート作成、自動化

「基本操作のみ」で始まった時給1,180円から、VLOOKUP習得後に1,340円へ切り替わったのは、この表通りの動きだった。

VLOOKUP習得の実際のコストと期間

独学で取り組んだ。使ったのは無料のYouTube解説動画と、自宅にあった「Excel関数逆引き辞典」(古いが基礎は十分)。

  • 学習期間: 3週間(1日30〜45分)
  • 費用: 0円(YouTube + 既存書籍)
  • 練習に使ったデータ: 自分の家計簿データ(実際のデータで練習が一番定着した)
  • 最初につまずいた箇所: 検索値と配列の列番号がずれる「1つズレ問題」

3週間目に「VLOOKUPで商品コードから品名を引っ張る」練習を自力で完成させた。その翌週、担当者に「中級Excel可能」と申告して案件の見直しを依頼した。

Before: 基本操作のみ時代(月収計算)

項目数値
時給1,180円
1日勤務時間4時間
月稼働日20日
月収(税込)94,400円

After: VLOOKUP習得後(月収計算)

項目数値
時給1,340円
1日勤務時間4時間
月稼働日20日
月収(税込)107,200円

差分は12,800円/月。学習コストはゼロだったので、初月から純利益になる計算だ。

VLOOKUP「だけ」では足りなかった現実

1,340円の案件を継続しながら気づいたのは、「VLOOKUPを使える」と「業務でVLOOKUPを使いこなせる」の間に大きな溝があることだ。

実際に詰まったのは3パターン:

  1. 複数シートにまたがるVLOOKUP: 参照範囲を別シートで指定する書き方を知らず、最初の1週間はうまくいかなかった
  2. #N/Aエラーへの対処: IFERROR関数との組み合わせを教わるまで、エラーが出るたびにデータを見直していた
  3. 数値と文字列の型不一致: 商品コードが数値形式と文字列形式で混在していてVLOOKUPが機能しないケース

これらを乗り越えて約2ヶ月後に「VLOOKUPを安定して使える」状態に到達した。

3つの失敗パターン

パターン1: 最初から高スキル案件に応募した

登録直後に「Excelアドバンスト」要件の案件に興味を持ち、担当者に「少しできます」と伝えたところ、スキルチェックで低評価を受けた。正直に「基本操作のみ」と申告し直すことになり、担当者との信頼関係を損ねた。

パターン2: 学習ペースを過大評価した

「1週間でVLOOKUPをマスターする」と宣言したが実際は3週間かかった。焦りから練習が雑になり、エラーへの対処法を中途半端にしか理解しないまま業務に入り、初週に差し戻しが3件出た。

パターン3: スキルアップを担当者に報告しなかった

習得後も2週間、担当者に申告しなかった。自分から動かないと時給は上がらない。派遣は正社員と違い、スキル変化を能動的に伝える必要がある。

この仕事が向かない人

  • 単調作業でも集中を維持するのが苦手な人(データ入力は本質的に繰り返し作業)
  • 差し戻しや間違い指摘をストレスに感じやすい人(数字の正確性が最優先される職場が多い)
  • Excel習得に1〜2時間以上/日を継続投資できない人(スキルアップ目的なら学習時間が必要)
  • 目の疲労が特に強い人(長時間モニターを見続けることが前提の業務)

62歳という年齢での目の疲れは実際に深刻で、1日3時間を超えると集中力が目に見えて落ちた。4時間勤務という設定が自分には最適だった。

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ミノリの登録は無料で、メールアドレスがあれば最短5分で始められる。本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード等)をアップロードすると、レベル2以上のタスクに進める。確定申告向けの年間税務ステートメントもダッシュボードからダウンロードできる。シニアにとって税務書類の整理は特に手間がかかる部分なので、一覧で出力できる点は実務で助かる。

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