時給1,450円×1日5時間×週5日で月87,000円。保育園のお迎え16時の制約のなかで10時〜15時の時短派遣を選んだ、3歳児を抱える未就学児のママ32歳の記録だ。夜の在宅データ入力を半年試してから派遣に切り替えた理由は、単純に時給が2倍以上に跳ねたから。
派遣のカスタマーサポート(受電)は主婦歓迎の時短案件が存在する職種で、時給相場は1,400〜1,750円。東京の派遣全業種平均1,709円に近いラインを、5時間勤務でも取れるのが未就学児ママの選択肢として成立する理由だった。
なぜ夜の在宅データ入力から『日中の時短派遣』に切り替えたか
最初の半年は、子どもの寝たあとの22時〜24時にクラウドワークスのデータ入力をやっていた。結果は月収8,000〜15,000円。時給換算で200〜400円、翌日の育児に寝不足で響いた。
派遣に切り替える決め手は3つ。
- 保育園在園中の9時〜16時がまとまった時間として空いていた
- 時短派遣なら通勤含めて10時〜15時の5時間で完結する案件がある
- 時給1,400円台なら夜のデータ入力より短時間で稼げる
ただし派遣は対面オフィス出社が基本で、コロナ前に戻った2026年時点では在宅受電派遣の数はまだ少ない。出社前提で探したのが成功した。
10時出社・15時退社の時短派遣を探す具体条件
カウンセラーに出した条件は以下。
| 条件 | 希望値 | 理由 |
|---|---|---|
| 勤務時間 | 10:00-15:00 (休憩1時間含む実働4h) | 保育園送迎の時間制約 |
| 通勤時間 | 片道30分以内 | 通勤が1時間超えると13:45に終業必要で業務が崩れる |
| 業務内容 | 受電のみ、ノルマなし | 発信はクロージング圧力で消耗する |
| 時給 | 1,400円以上 | 最賃1,226円[^※都内基準]を大幅に超えたい |
| 契約期間 | 6ヶ月以上更新前提 | 短期より長期のほうが時給が高い傾向 |
| 土日祝 | 完全休み | 家族で過ごす時間を確保 |
主婦・ママ歓迎の派遣カスタマーサポート案件は、都内で1日5時間・週5日の条件なら時給1,400〜1,500円のゾーンが中心。商品問い合わせ・配送状況確認・簡単な注文受付が典型業務で、クレームや解約引き止めの発信とは別カテゴリになる。
32歳・3歳児ママの1日
Before: 夜22時〜24時の在宅データ入力の1週間
| 時刻 | 行動 |
|---|---|
| 6:30 | 起床、朝食 |
| 9:00 | 保育園送り |
| 9:30-16:00 | 家事、昼寝、買い物 |
| 16:00 | お迎え、公園、夕飯、お風呂 |
| 21:30 | 寝かしつけ |
| 22:00-24:00 | クラウドソーシングのデータ入力 |
| 24:30 | 就寝 |
収入は月12,400円前後。夜の作業が続いた結果、日中の育児集中力が落ちた。
After: 時短派遣5時間を週5で入れた1週間
| 時刻 | 行動 |
|---|---|
| 6:30 | 起床、朝食 |
| 9:00 | 保育園送り |
| 9:30 | 電車で派遣先へ |
| 10:00-15:00 | 派遣先で受電(休憩1h含む、実働4h) |
| 15:30 | 帰宅・スーパー経由 |
| 16:00 | お迎え、公園、夕飯 |
| 21:00 | 寝かしつけ |
| 22:00 | 自分の時間 or 就寝 |
実働4時間×時給1,450円=5,800円/日。月20日稼働で116,000円が粗収入。社保・所得税等の控除を差し引いて手取り約87,000円[^3 ※社会保険適用]。前の在宅夜作業と比較すると手取りが7倍に増えた上、夜に寝られるようになった。
派遣カスタマーサポートの『受電』と『発信』は別物
主婦・ママ歓迎の派遣案件で注意すべきは、『受電』と『発信』の業務の質がまったく違うこと。
受電(インバウンド)
- 商品問い合わせ、配送状況確認、簡単な手続き案内
- ノルマなし、クレームは上級者にエスカレ可
- 時給1,400〜1,550円が中心
発信(アウトバウンド)
- 新規営業電話、契約更新案内、解約引き止め
- 件数ノルマあり、インセンティブあり
- 時給1,550〜1,800円で高めだが精神的消耗が大きい
子育て中で体力温存したいママは、『受電・主婦歓迎・ノルマなし』を必ず条件に入れる。発信と受電を混在した案件は面接時に比率を確認する。
3つの失敗パターン
パターン1: 子の発熱で3日連続欠勤し『シフト入れない』扱いに
3歳児は冬季の発熱が月1〜2回ある。1社目で3日連続休んだ時、派遣先の現場責任者から『4日目以降のシフト要相談』と言われた。就業条件明示書に病児対応の記載がなかったため、契約書に明記されていないこと=現場裁量で切られる。2社目の契約では『病児保育の使用可』『急な欠勤発生の可能性あり』を書面明記してもらった。
パターン2: 『紹介予定派遣』と普通の派遣を混同した
主婦歓迎のカスタマーサポート派遣の中には、紹介予定派遣(正社員化前提)の案件がある。未就学児ママの自分は時短希望で正社員化は考えていなかったので、紹介予定派遣はノイズだった。普通の登録型派遣だけに絞り込む検索条件を最初から入れるべき。
パターン3: 通勤交通費の支給パターンを確認せず月末に驚いた
1社目の契約は『時給に交通費込み』で、定期代を自分で負担していた。月7,560円が時給に埋もれた状態。2社目は実費支給に切り替えて、月の手取りが7,000円以上増えた。時給が同じでも交通費の扱いで実収入が変わる。
この仕事が向かない人
カスタマーサポートの時短派遣は以下のような未就学児のママには向かない。
- 『受電なら楽』と思っている(商品知識の研修が想像以上にきつい)
- 子の発熱での急な欠勤が月2回以上発生する(派遣先の評価が下がる)
- 発声・長時間の会話が苦手(1日4時間の通話は喉が疲弊する)
- 電話のスクリプト通りに話すのが苦痛(自由な会話は許されない)
- 在宅勤務だけで働きたい(在宅受電派遣はまだ少ない)
逆に「夜の在宅副業で寝不足が続いている」「保育園のお迎え時間に間に合う仕事が欲しい」「扶養を超えたくない範囲で月6〜9万円稼ぎたい」という未就学児ママには向いている。
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