デザインをする際、フリー素材サイトを利用する方多いと思います。
人物写真の素材は他にも注意しなければいけないことあるの知ってる?
ほかにもあるの?
「著作権」については注意している方が多いかと思いますが、
実はほかにも気を付けなければいけないことがあるんです。
私がデザインの勉強を始めたころ、
「カメラマンが使用OKでフリー素材サイトに載せていても、被写体のモデルがNGでトラブルになることもあるから気を付けましょう」
と聞いたことがありました。
ん?どういうことだろう。。。
その画像の権利はカメラマンが持っていて、カメラマンが使用OKと言っているのならば
問題ないのではないか…とそのときの私は思いました。
では、どうしてダメなのかを確認していきたいと思います。
モデルリリースとは
すべての人には「肖像権」があるのをご存じですか?
カメラマンが使用OK(著作権)としていてもモデルが使用NG(肖像権)だったらその写真は使用できません。
モデルリリースについて、「写真AC」などを運営されているACワークス株式会社様のサイト記事を引用しご紹介いたします。
モデルリリースとは、被写体に特定可能な人物が含まれている場合、その人物から「撮影する許可と写真の使用に同意しています」という承諾を得ていることを証明する「肖像権使用許諾書」のことです。
https://help.freebie-ac.jp/detail/80
確認すること
素材サイトのダウンロードページにて【モデルリリース取得済み】かを
確認しましょう!!
【モデルリリース取得済み】表示がない人物素材を被写体に無断で使用した場合、
肖像権侵害としてトラブルに発展する可能性もあります。
私は素材サイトで人物素材をダウンロードする際は、【モデルリリース取得済み】の確認漏れがないように個別でチェック表を作成し、チェックしています。
補足
手や足など体のパーツだけなど個人が特定できない写真の場合は、モデルリリースは必要ありません。
まとめ
すべての人には「肖像権」があります。
「著作権」だけでなく「肖像権」も侵害しないよう、素材サイトで人物素材を利用する際は
【モデルリリース取得済み】表示があるかを確認しましょう!!
もしも、【モデルリリース取得済み】表示がなく人物素材を利用し、
トラブルに発展した場合は、納品したクライアント様にもご迷惑になってしまいます。
細心の注意をしなければいけません。
参考になれば嬉しいです!